こんにちは。
スピリチュアルコーチまきです。
今回は生きづらいHSPさんの人生が楽になる方法をお伝えします！
HSPとは
HSPはHyper Sensitive Person（ハイパーセンシティブパーソン）の略になります。
人の感情を受け取りやすかったり、刺激に弱くて疲れやすかったり、考えすぎたりしてしまう人です。
おそらく生きづらさを感じていらっしゃる方がとても多いと思います。
湊新菜もおそらくHSPです。
大きな音は今でも苦手ですし、感覚過敏もあって合成繊維の服が苦手です。
人のネガティブ感情を真正面から受けて気を遣いまくってヘトヘトだった時期もありました。
今ではだいぶ図太くなれたと思いますが……😌
そもそもHSPさんはなぜ自分を否定しがちなのか？
HSPさんは感受性が豊かです。
他人の感情をすぐに感じ取って、影響を受けてしまいます。
相手がポジティブ感情のときはまだいいのですが、ネガティブ感情の場合、HSPさんもネガティブな方向へ引っ張られていってしまいます。
そして、
相手がネガティブな感情になっているのは自分のせいではないのか？
もしかしてあの時の言葉が？
いや自分のあの振る舞いのせいか？
とぐるぐるぐるぐる考えてしまいます。
本人に確認を取るわけではないので答えが出ないまま考えてしまい、ヘトヘトに疲れます。
結論は、なんかわからないけどまた自分がやらかした、で落ち着く場合が多いです。
そんなことが無限に続くので自己肯定感がどんどん削れていきます。
さらに、自分が傷つきやすいことを自覚している場合、傷つきやすい自分を責めてしまったりします。
他の人はこんなことで傷つかない、傷ついちゃう自分はなんてダメなんだ、こんな豆腐メンタルじゃダメだ！とこれまた無限に自分を責めます。
これまた自己肯定感がガリガリに削れていくに決まってますよね。
色んなことをすべて自分のせいだと抱え込んで、HSPさんは自分のことが大嫌いになっていくのです。
ちなみにこれらのことはもちろん私も経験済です（笑）
HSPさんの人生が楽になる方法
それでは自己肯定感がガリガリに削れたHSPさんが楽になる方法をお伝えしていきます。
その1 傷ついてしまう自分を受け入れてあげよう
まずは「自分はHSPで、傷つきやすい人間なんだ」と受け入れてあげることです。
受け入れるって何？と思われる方もいると思います。
受け入れるとは、あなたがHSPであることをあなたがジャッジしない、ということです。
「HSPで傷つきやすい」というのはただの事実です。
そこに良いも悪いもないのです。
でも「自分はHSPで傷つきやすい人間だ」と言ってみたときに、罪悪感や嫌悪感がありませんでしたか？
それはあなたが「HSPで傷つきやすい」を悪いこととジャッジしてしまっているからです。
これからはHSPの自分を責めそうになったときに是非言って欲しい言葉があります。
「自分はHSPで、傷つきやすい人間なんだ。だからしょうがないよね」
しょうがないんです。
傷つきやすいのがあなたなんです。
傷つきやすいあなたのままでOKなんです。
ご自分を責めたくなったら、傷ついてる自分に「しょうがないよね」って言葉をかけてあげてください。
その2 受け取ったネガティブ感情が勘違いかもしれないと疑おう
周りの人が怒っていたりイライラしてたりすると、「きっと自分のせいで……」って思ってしまいませんか？
私は昔上司に「暑いなぁ」と言われただけで、私がクーラーを入れなかったから怒ってる！と思ったことがありました。これは極端な例かもしれませんが（笑）
しかし私は他の人のネガティブ感情にビクビクしても、その人が本当に怒っているのか、怒っているとしたら原因は何なのかを本人に直接確認したことがありません。
私以外のHSPさんも確認したことはないと思います。
ということはHSPさんが感じた相手のネガティブ感情が思い違いである可能性も大いにあるわけです。
HSPさんのアンテナの感度はものすごく高いので、その人は確かにネガティブ感情と受け取れるものを発しているのでしょう。
しかしそれが具体的にどの感情なのか、あなたのせいなのかは誰にもわかりません。
もしかしたらただ体調が悪いだけかもしれない。
家庭で喧嘩をしてイライラを職場に持ち込んでるだけかもしれない。
個人的な悩み事があるのかもしれない。
本当のところは本人にしかわからない、もしくは本人すら自覚していないかもしれません。
だからHSPアンテナでネガティブ感情を受け取ってしまったら、色んな可能性があるってことを思い出してください。
そしてまた呟いてください。
「HSPだから受け取っちゃうけど、しょうがないよね」って。
その3 「普通」になろうとしなくていい
HSPのみなさん、普通になりたくないですか？
私は普通になりたかったです。
中学生の頃の夢は「人の中に埋没して生きる」でしたし、大人になってからも色んな人に会ったり、精力的に遊んだり、当たり障りのない人間関係を築きたいと思ってました。
でもそれなりに長く生きてきて、どう努力しても人からは浮くし、人に会うどころか人混みの中に長時間いるだけでぶっ倒れそうになるくらい疲れてしまうのは変わりませんでした。
いっぱい頑張って、神経をすり減らして「普通」を装ったけど、「普通」には到底なれませんでした。
そもそも「普通」ってなんでしょう？
国語辞典には次のように書いてあります。
特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
goo国語辞典より引用
変わっていなくて、ありふれたものが「普通」ということですね。
では、変わっていないと変わっているの境界線ってどこなのでしょう。
ありふれているとあまり見られないの境界線はどこなのでしょう。
境界線は誰が決めたのでしょう。
そもそも、人を構成する要素すべてが「普通」に分類される人っているんでしょうか？
というふうに「普通」というのは簡単に言葉にできますが、とても定義が難しいものなのです。
あなたを苦しめる「普通」はあなたの中にしかないものなのかもしれません。
私は自分の思う普通という檻に自分をはめ込んで苦しい思いをたくさんしました。
それでもどうしても普通の檻からはみ出してしまう部分がたくさんあって、普通を目指すことを諦めました。
「普通じゃないのが私なんだ」と開き直れたんです。
すると生きるのが急にラクになりました。
過剰に人に合わせずに済むようになったからです。
私が普通を捨ててしまっても、近しい人達は離れませんでした。
それどころか面白がってくれる人もいました。
「普通」を諦めた結果、生きるのがラクになって、気の合う友達が増えるといういいことずくめの展開になったのです。
「普通」の檻に押し込めても出てきてしまう部分はあなたの「個性」です。
あなたの個性は、あなたのとても素晴らしい魅力です。
どうかその魅力を自ら潰してしまわないでください。
その4 考えごとが止まらないときのためにリラックスできること、無心でできることをたくさん見つけておこう
考えすぎてしまうのもHSPさんの特徴の一つです。
私の経験上、考えすぎるとどんどん悪いことを考えてしまい、不安になります。
考えすぎだとわかっていても、方向転換ができないんですよね。
そういったときのために、あなたがリラックスできることや無心で取り組めることを見つけておきましょう。
一つだけだとそれに取り組む気分になれないときもあるので、複数あればなおいいです。
例えば私の場合だと編み物。
編み針と糸を持って、単調にも見える繰り返し作業をしていると他のことを考える余裕がなくなります。
つまりあれこれ考えなくてよくなるのです。
もうひとつはパズルゲーム。
どうすればクリアできるか？と考えてパズルを解いているとやっぱり他のことを考える余裕がなくなります。
考えすぎてどんどん落ち込んでしまう脳を休めてあげるために、好きなことをたくさんストックしておいてあげましょう。
例えば、本を読む、お茶を飲む、お風呂に入る、体を動かす、大好きな分野の勉強をする、好きな番組を見る、など選択肢はたくさんあります。
その中で「あ、これは好きだな、リラックスできるな」と思うことを心のメモ帳にメモっておいて、考えすぎてしまうときに片っ端からやってあげてください。
どれか一つは夢中になれることがあるはずです。
どうしても考えすぎちゃう！ 何も手につかない！ って場合は寝てください。脳を休めてあげるのが大切です。
その5 睡眠は十分に取ろう
言わずもがなですが、睡眠は大切です。
十分な睡眠が取れていないと脳が正常に働きません。
ただでさえ他人のエネルギーを受け取りやすいHSPさんはアンテナの感度が余計敏感になりますし、受け取ったエネルギーをネガティブの方向へ受け取りやすくなってしまいます。
それでも考えすぎて、不安になりすぎて眠れない夜もありますよね。
そういうときにはマインドフルネスとか瞑想がおすすめです。
マインドフルネスや瞑想は「いま」に意識を集中させるものです。
後悔は過去のことを考えているからおこることですし、不安というのは未来がわからないからなるものです。
ですから、後悔や不安を見ずに眠るため、「いま」に集中するマインドフルネスや瞑想がおすすめなのです。
マインドフルネスや瞑想についてはまた詳しく記事を書こうと思っていますので、ここでは簡単にやり方を書いておきます。
- 布団に横になり目をつぶる。
- 深い腹式呼吸を繰り返す。お腹に手を当てて上下しているのを感じてください。
- 呼吸に意識を集中する。
- なにか思考が浮かんできたら「今考えた」とだけ思い、再度呼吸に意識を集中する。
これを2~3分、できれば毎日続けてください。
そうすると頭が空っぽになる感覚がだんだんわかってくるようになります。
頭が空っぽになってくれると睡眠に入りやすいです。
質の良い睡眠を十分に取って、疲れた脳を休ませてあげてくださいね。
まとめ
HSPさんの人生が楽になる方法は
- 傷ついてしまう自分をうけいれてあげよう
- 受け取ったネガティブ感情が勘違いかもしれないと疑おう
- 「普通」になろうとしなくていい
- 考えごとが止まらないときのために、リラックスできること、無心でできることをたくさん見つけておこう
- 睡眠は十分に取ろう
です。
これらは一日二日でてきめんに効果が出るものではありません。
毎日少しずつ繰り返し、少しずつ自分を受け入れてあげることで、薄皮を剥ぐように変わっていくものです。
どうかHSPな自分を受け入れて、ご自分を好きになってあげてくださいね。
参考になれば幸いです😊
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