「なんで毎日苦しいの？」考え方のクセのせいかも！　考え方のクセ3つと改善方法

こんにちは。
スピリチュアルコーチまきです。
今日は考え方のクセについてと改善方法までお伝えしていきます。

考え方のクセって何？

考え方のクセとは、何かが起こったときに瞬間的に感じてしまうこと、考えてしまうことです。
自動思考ともいいます。自動的に思ってしまうことだからですね。

考え方のクセがプラスの方向に働くのならいいのですが、生きづらさを抱えている方はマイナスの方向に働くことが少なくありません。
自動的にマイナス方向なことを考えてしまうので、毎日が苦しくなったり人間関係がうまくいかなくなったりもする厄介なものです。

考え方のクセの種類と改善法

考え方のクセにはいくつかの種類があります。
一つずつ解説していき、対処法もお伝えしますね。

①　べき思考

「○○すべき」「●●すべきではない」と『必ずこうしなければならない（してはならない）』と考えてしまう思考です。
これは自分にかなりの枷をつけることになる思考なので、べき思考が強いと雁字搦めになっって苦しくなってしまいます。
また、この思考が強い方は完璧主義の方も多いです。

私もこの思考の持ち主でした。
将来に役立つ資格をとらなければならない、一度勤めた会社に一生いなければならない、人の輪には溶け込まなければならない、ともう雁字搦めで苦しくて仕方がなかったです。（だからうつになったんですけど）

結局はどれもできませんでした。そしてそれで良かったんです。
だって全部ができるパーフェクトな人間っていますか？
私が無意識に持っていた「べき思考」をすべて満たしている人がいたとして、そんなのほんの一握りでしょうし、その一握りの方だって私にできることができなかったりするはずです。
今思えばパーフェクトな人間でいたい、『普通の人』になりたいと言う思いが強すぎて「べき思考」に捕らわれていたのだと思います。

『普通』なんてどこにもないし、パーフェクトな人間もいません。すべての人に好かれる必要もありません。
人間って何をしてもいいんだと私は思っています。
だから「べき思考」が顔を出したら、「あ、これいらないやつだな」って心の中でポイポイ捨てちゃいましょう。ゴミ箱に投げる動作を想像すれば、意外と簡単にどこかに行ってくれますよ。

②　思い込み

思い込みとは根拠があるわけでもないのに決めつけてしまうことです。
「あの仕事がうまくいかなかったのは自分のせいだ」とか「自分は本当にダメ人間だ」とか。

思い込みも厄介なヤツで、とりつかれると事あるごとに顔を出してきます。
ということはずーっと自分にダメ出しを繰り返すことになるわけです。
すっごく疲れちゃうし、自分のこと大っ嫌いになっちゃいますよね。

もちろん私も思い込みに捕らわれててずっと自分にダメ出ししてました。
自分ほどダメな人間はこの世に存在しないと思ってたし、苦しかったなぁ。

思い込みを追い払うには、「自分のせいで」「自分がダメだから」と思った瞬間に「ちょっと待て！」と声をかけることです。
その後こう考えます。
「それは本当にあなたのせいですか？　客観的に冷静に見て、すべてあなたに責任がありますか？」
例えば仕事でミスをしたとして、設備や手順の不備があったり、教育不足が原因だったりしませんか？
例えばパートナーと喧嘩したとして、お相手様が苛立ってたことに引っ張られたり、自分が怒って当然の言動をされたりしていませんか？
そんな風に落ち着いて考えてみてください。意外と自分の責任がそこまで重くなかったり、始めから責任がなかったりするものですよ。

それでも「やっぱり自分のせい」と落ち込んでしまわれる方は、客観的に冷静に見られていない可能性があるので、しばらく分析を後回しにしてもいいと思います。
前のブログでも書いたのですが、反省・分析は物理的な事象を顧みることで、後悔・落ち込みは精神的な事象です。
物理的な事象と精神的な事象を切り離して考えるには時間が必要なこともあります。
感情を交えずに振り返ることができる日まで、分析は取っておきましょう。

③　白黒思考

白黒思考とは白（0）か黒（100）かだけで判断してしまうこと、良いか悪いかだけで判断してしまうことです。
私は100-0（ひゃくゼロ）思考と呼んでいます。
こちらも完璧主義の方に非常に多い思考なのではないでしょうか。

例えば何か一つミスがあっただけで全部の成果を評価できなくなったり。
物事を70％くらいまで進めていても、自分の理想（100％）には到達していないからなかったことにしてしまったり。

心当たりがある方、多いんじゃないでしょうか。
かく言う私も白黒思考の持ち主です。
だいぶマシにはなりましたが、未だに事あるごとに出てきて物事が進まなくなったりします。

これにはどう対処すればいいかですが、部分点をつけることです。
白黒思考の人は100点でなければ0点です。例え99点でも0点の評価を自分に下してしまうのです。
こんなの苦しいに決まってます。

だから目標に達していなくても、自分が努力したことに対してちゃんと評価をしてあげましょう。
「目標には行けなかったけど半分くらいはできた、頑張ったな」
「これだけいろいろやってたった一つしかミスがなかった、エラいな」
とご自身の努力に対してちゃんと評価を上げてください。
あなた自身の頑張りをあなた自身が取るに足りないものとして扱っちゃ、あなたが可哀想です。
理想には足りないかもしれないけどあなたが頑張ったこと、ちゃんと褒めてあげてください。

この対策については前のブログで書いた「しょーもないことでいいから自分を褒める」とほぼ同じで、こちらのブログ記事にも詳しく書いてありますのでご覧くださいね。

考え方のクセ三つと対策方法　まとめ

考え方のクセ三つと改善方法
①　べき思考　→　「べき」と思ってることに気付いたら頭の中でゴミ箱にイン！
②　思い込み　→　「自分が悪い」と思ったら「ちょっと待て！」客観的に冷静に分析する
③　白黒思考　→　部分点をつけて自分を褒めてあげる

今回は以上です。
お役に立てたなら幸せです！